天狗塚から臨む牛の背の滑らかな稜線の景色、ベニバナヤマシャクヤクの可愛いらしい姿を楽しめました。そし
て、地図の先読みの重要性を痛感した山行となりました。【數田】
絶滅寸前種のベニバナヤマシャクヤク鑑賞を目的とした今回の山行は、岡崎リーダーの事前の声掛けで参加前か
ら胸が高まっていました。いざ登ってみるとベニバナヤマシャクヤクの可憐な姿以外にも、牛の背までの急登アワ
ー、天狗塚での吹き飛ばされそうな強風、お亀岩避難小屋でほっこり休憩、西山林道でのクールダウン野草観察な
ど、様々な山の魅力を感じられるとても充実した内容の山行でした。【斎藤】
牛の背から天狗塚山行に参加しました。今回の山行の楽しみは二つ。野生の紅花山芍薬と、牛の背という名前の
山。紅花山芍薬とあえて呼ばれる芍薬。可愛らしい濃いピンク色の花。紅花山芍薬の名前がピッタリです。
もう一つの牛の背という名前の山。なだらかな稜線の笹原の地形に、牛の背とはよく名づけたものだと感心しま
した。天狗塚から見える三嶺へのいくらでも先に歩いて行きたくなる美しい稜線。
この景色を眺めるために、きつ〜い尾根を頑張って登るのだなあと、四国の山の魅力を改めて感じた山行となり
ました。【片岡】
今回は登り始めから、満開の「紅花山芍薬」「二人静」の群落に感激しながら、天狗塚を目指しました。尾根に出
てからは、この日の行程の半分以上も占めていた見事な笹尾根を山並みや空の色と対比しながら皆さんと賑やかに
歩くことができ、楽しい一日でした。細かに開花情報や登山道の下調べをしてもらっていた L と SL の思い伝わる
素晴らしい山行でした。【志田原】
地図読解が難しい場所を先頭で歩く、これが自分に与えられたミッションだと、越智さんからリーダーになるよ
うお願いされたとき、すぐにピンと分かった。地図読みの大切さを常日頃感じながらも「地図が読めない」自分に
は、ただならぬ重圧になった。現地に下見に行けばいいのだが、自分には遠すぎて行けない。ひたすら情報を集め、
メンバーと共有し、当日は道迷いの可能性があるので、地図の予習をお願いした。頼りないリーダーの元には頼も
しいメンバーが集まった。現地では何度か道迷いもあり、皆さんには迷惑をかけてしまったが、都度都度アドバイ
スを頂き、何とか山行を終えた。メンバーの思いやりの心遣いのお陰で、終始温かい気持ちでいれた。
今回、リーダーをさせて頂き、多くのことを学ばさせて頂きました。色々な面から見て、私は、リーダーという立
ち位置は不釣り合いではありますが、今後は、リーダーの足枷にならぬよう、多角的な視点を持ち、今回の経験をこ
れからの山行にも生かしていきたいと思います。【岡崎】
6月8日 牛の背~天狗塚 (第 5068 回)
L.岡崎ともこ(参加者 8 人)
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