山登りと出会ったのはダイエットの延長で始めたトレイルランニングがきっかけでした。トレイルランニングは本来、山を走ったり歩いたり、景色を堪能したりと山の魅力をより多く楽しむスポーツです。
山の10キロ走行に挑んだ時はトレーニング不足で分かりやすくボロボロになったことも。何度も足をつり景色を見る余裕もなく「二度と山は走らない!」と誓った一日になってしまったのです。
しかし不思議と「山をゆっくり歩いてみたい」と今度はダイエット目的ではなく景色を楽しみたいという思いが湧いてきました。その後は大山、三瓶山、石鎚山、剣山などさまざまな山へ行きました。もっと標高の高い山に登りたい。北アルプスで歩いてみたいという思いが次第に強くなり、7月に標高約2800mある五竜岳に登りました。
初めてのことだらけでした。朝食は5時で夕食は17時。風呂はなしで消灯は21時。朝早く行動して、15時には小屋に到着。そしてキンキンに冷えたビールが飲める。(笑)
なんといっても山は涼しいのです。夜はものすごく寒いですが。標高3000m級の高山になると、真夏でも夜は0度も珍しくありません。1000m上がれば約6度下がると言われています。
しっかりとした知識と準備があれば夏の山はとても快適です。これが私の避暑地です。
私は雪山登山が始めたくて福山山岳会に入会しました。現会長の教室に一年以上通って勉強してきました。まだ勉強不足で語れませんが、雪山は普段体験できない自然の驚異や白銀の景色が広がっています。これも私の避暑地です。