25時間,距離約44km,累積標高5000m。暗がりの中でのスタートでしたが,次第に明るくなるにつれ,色づく木々や苔むす森を抜けると青空に映える富士山や,うっすらと雪化粧がかかる聖岳,輝く光岳やテカリ石を堪能し,充実した山行で全てが大成功,経験値も上がる登山になりました。(越智) 昨年応募者がなく,今年に延期になった山行である。今年も応募者がなかったが,ルートは計画通りで1泊2日に短縮して実行した。4日,芝沢ゲート3:25スタート。約1時間後,熊に威嚇され暫く停滞。西沢渡を手動ゴンドラで渡る。楽しいが腕がパンパンになる。そこから薊畑分岐まで1300mの美しい森の急登が続く。荷物をデポして軽装備で聖岳を往復。山頂は白銀の世界で,隣の赤石岳の左肩には仙丈ヶ岳が見える。宿泊を茶臼小屋に変更して先へ進む。南岳でほぼ白い雷鳥が4,5匹遊んでくれた。上河内岳を過ぎると雪はなくなった。結局二日間ともアイゼンを使用しなかったが,6本爪は必携だ。5日は4:50スタート。茶臼岳手前でご来光。空気が澄んでいて美しすぎる。易老岳に荷物をデポして光岳を往復。光小屋は茶臼小屋以上に綺麗で,おそらく新築。光岳の山頂はパッとしないが,テカリ石は必見だ。易老岳からの最後の1500mの下りは,国司し続けた下半身にはきついが,紅葉が青空に映え最高だ
11月3~5日聖岳~光岳(第4885回参加者2名)L越智秀之
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