登山は計画が何より大切だ。①まずはとにかく練習をする ②自分の体力・技術で登れる山を選ぶ ③予想と違う状況でも焦らない。
①については、体力の無いバテた状況では正常な判断が出来ない。道を間違えたり、自分の体力を過信して行動することで、転倒したり滑落など遭難につながる大きな怪我をしてしまう可能性が高まる。また、身体作りとしてバランス力を上げる。歩幅が広くなるように可動域を広げる等できる限り練習をする。
②については、登る山を事前に調べて、自分の苦手なルートがあれば避けるルートも有るかを調べておく。更に地図を読んでおくことで「ここは正念場」「ここまで来れば難所を越えた」等のポイントをキチンと把握できる。「小屋まで無事に到着できる」「計画通りに下山できる」という安心にもつながり(当然、油断は禁物)心にゆとりが生まれる。
③については、当日の天候は計画を立てている時にはわからない。当然、台風などの悪天候の時は登山の中止の判断をする。また、自然災害の場合も有るが登山ルートが荒れたりしていて、事前の計画通りに進めない事もある。そんな時は慌てても諦めてもいけない。現在の位置をその都度把握して、前回の確認位置からどのくらい進めたか確認すれば、進むか戻るか正しい判断が出来る。
無理のない計画で楽しい登山に臨みましょう。