今から25年前の1997年頃は、クライミングは福山ではかなりマイナーなスポーツで、ほとんどの人が知らなかった時代があります。
その時代に興味を持ち福山山岳会に入会しましたが、実際に練習する場所と言えば尾道の千光寺と早島の王子が岳くらいしかなく、毎週末に数少ない山岳会の仲間で登ってました。知識もなく、トレーニングといえば懸垂と腹筋しかないと思ってました。今思えば中々上達が出来なかったですね。
関東の方では大会やジムも沢山あり、年に1回プラナカップという大会があり、ビギナークラスで参加してましたね。あまりいい成績ではなかったが、海外の有名なクライマーと会えて楽しかったです。
現代ではオリンピックの競技種目にもなり、福山でもボルダリングジムも複数できて、エフピコアリーナでも人工壁でリードクライミングの練習もできるようになり、ようやく時代が追いついた感じですね。そういう追い風に乗せてもらい、自身のグレード更新に頑張っています。
目標はリードクライミングは12の後半、ボルダリングは初段というところですかね(笑)。クライミングは努力しても、続けなければすぐ登れなくなる怖さがあるので、日々精進していきたいと思います。年齢も中年から高年になりますが、一番大事なのは、けが無くいつまでも続けられる事ですね。
今は山岳会のクライマー藤井繁さんの背中を見て頑張ってます。