登山を始めて8年目。しかしそのうち3年間はコロナ禍で、ソロもしくは山友達と二人で出かけていました。その中で最も記憶に残っている登山は、三重県いなべ市・菰野町にある、7つの山が連なる鈴鹿山脈「鈴鹿セブンマウンテン」です。
①【御在所岳(1212m)】令和2年11月、中道コース→国見岳→山頂→下山。山岳会の例会山行で日帰り。巨岩・奇岩が多く、知名度No.1の山です。鎖場もありスリル満点です。②【藤原岳(1140m)】令和4年3月、西藤原駅横駐車場→山頂→下山。ソロで日帰り。福寿草で有名な山ですが、8合目あたりからは氷や雪があり、登山用の靴とアイゼンを装着。③【釈迦ヶ岳(1092m)】5月、朝明大駐車場→ハト峰→山頂→八風峠→八風渓谷→八風キャンプ場。沢への道が流されており、焦りました。
④【竜ヶ岳(1099m)】5月、宇賀渓キャンプ場駐車場→遠足尾根コース→山頂。日帰りソロ登山。売店の方が「遠足とは名ばかり」と話していましたが、実際急登の続く厳しいルートでした。⑤【雨乞岳(1238m)】5月、武平峠→沢谷峠→クラ谷道→山頂→駐車場。昼間でも薄暗い沢を何度も渡渉し、道幅も狭く、鈴鹿山脈の奥へと進む長距離のルートでした。⑥【鎌ヶ岳(1161m)】~⑦【入道ヶ岳(906m)】10月、武平峠→鎌ヶ岳山頂→鎌尾根→水沢峠→入道ヶ岳山頂→宮妻峡キャンプ場へ下山。ソロでの挑戦。アップダウンの連続と道迷いしやすいロングコース。登山者も少なく慎重な判断が必要でした。
鈴鹿山脈に魅せられ、週末に仕事を終えて通っていた日々が今ではとても懐かしいです。しかしこの地域では遭難も多発しています。地図読み能力が必要であり、自分の体力を過信せず、コース選びは慎重に。登山は何より「安全第一」です。