昔に比べると山登りの情報はインターネットなどで簡単に手に入る。とはいえ、眺望が悪く余り人の行かない山は荒れるのも早い。私も数年前のブログの情報を読んで山に行き、実際には途中から道が無くなり引き返した苦い経験もしている。道がわかりにくい山では間違えて30分も下ると大変だ。道のはっきりした元の場所まで引き返す登りに、1時間以上かかるのでかなり体力を消耗する。入山の前、ガイドブック等で登山のコースをよく確認しよう。
この辺りで有名な比婆山、大山、石鎚山などの登山道はわかりやすいし、よほど天候が悪くなければ、他の登山者とも会えて情報交換も出来るので安心だ。登山に行く時は行動時間を記録しよう。メリットはガイドブックの歩行時間と比較して、自分の苦手なコースの把握が出来ること。記録を見れば次回の計画を立てやすくなるし、山登りの練習をするときの参考になる。
また、山での天候は急変する。朝の天気予報を見て安心して山へ出かけたものの雨になり、傘も雨具も無くて寒い思いをした経験もある。雨対策は防寒対策ともなるのでザックの中にしっかりした雨具の準備をしておこう。一年の内に積雪することが少ない福山だが、チャンスがあれば蔵王山での雪景色も楽しむことが出来る。写真はその時写したものだ。
キチンと準備をして登山に望めば楽しい思い出を持って自宅に帰れますよ。